外壁の劣化は外観を損ねるだけではなく、雨漏り事故やタイルやコンクリートなどのはく落が原因の人身事故などの危険性もあります。また、建物の資産価値にも影響の高い部分となります。適時に適切な改修工事を行うことをお勧めします。 外壁のひび割れ 外壁の汚染 外壁のひび割れや亀裂は雨漏りの原因のひとつです。ひび割れの幅は小さくても、雨の量や風向きにより雨漏りが発生するケースがあります。 タイル貼りやコンクリート打放し面の外壁が経年劣化により、汚染されていますと、外壁本来の美観を維持できなくなり建物の財産価値の低下に繋がってしまいます。 外壁塗装のはがれ 爆裂（露出鉄筋） 経過年数とともに塗膜が付着力を失って被塗物から離れる現象です。修繕するには塗膜面をすべてはがさなければなりません。 露出鉄筋は外壁の劣化の建物からのサインです。ひび割れ、露出鉄筋の症状が小さくても、雨の量や風向きにより雨漏りが発生してしまうケースがあります。 外壁種類 - 長所と短所 防水工法の名称 特徴 アクリル系塗料 ５年〜８年で塗り替え 新築時には良く使われる塗料です。耐久性が低く2〜3年で色あせや場合によっては壁面に亀裂なども生じるというデメリットがあり、塗り替え時に利用される事はほとんど無くなりつつあります。 ウレタン系塗料 〜10年で塗り替え ウレタン樹脂をとりいれた塗料です。塗装膜が柔らかいため、亀裂などが生じにくく防水性が高いのが特長です。防汚性はシリコン系塗料にかなり劣ります。 シリコン系塗料 12〜15年で塗り替え シリコンは、一般に普及している塗料の中では、耐久性などの面から見ても、非常に優れた塗料といえます。ガラス質の反応硬化塗料のため、塗装表面が硬く綺麗です。 セラミック系塗料 12〜15年で塗り替え 高級感があり一斉風靡した人気の高い塗料です。現在も根強い人気を誇っています。表面の硬度が高く、耐熱性に優れているため耐久性は6年といわれていますが、施工価格が高い割りに汚れやすいという欠点もあります。 フッ素系樹脂塗料 15年以上で塗り替え 優れた耐久性と低汚染機能を持っています。水性で溶剤中毒や火災の心配もなく、作業環境の向上にも役立ちます。耐久性にも優れは長期に渡って美しさを保ちますが、他の塗料に比べると高くなっています。 外壁工事改修事例はこちら 建物の延命を図るために 木造モルタル壁の建物は目に見えない内部で蒸れ等による劣化化が進んでいます。 雨水の浸透が建物の劣化要因になるとのことで新築・改修を問わず外壁塗材は、ますます防水性の高い塗料に移行していますが、同時に塗材の呼吸性も強調されています。 下地層への結束力も弱体化していることが多く、外壁の塗装替時には下地層の補強策も講じる必要があります。 しかし、一般的には既存塗材の除去もラス金網の結束も考慮せずに、ひびわれの処理した程度でそのまま塗装替を行っているケースが多く。これではかえって建物の延命化を損ねる事に繋がります。 そこで、志賀工芸では外壁の表面だけでなく下地層から改修することをお勧めしています。 外壁工事改修事例はこちら 木造から、モルタルまで [　タケモルピンネット工法　] タケモルピンネット工法は浮いた部分を接着させるのではなく、全壁面を対象に1�u当り4箇所20cm角程度にモルタル面を露出させ、そこにT字型ピンをピンニングした後、全面にSBR系ポリマーセメントモルタルを塗り付け、併せてガラス繊維製ネットの伏せ込みにより、旧モルタル層を板状化し、モルタルの落下防止、ひび割れの抑制を図る工法です。     [　ダブルクロス工法　] ダルクロス工法は、発生しているひび割れ部をカット、調合仕上塗材を充填し、特殊不織布とネット材を貼り処理するため、防水性と通気性をなうことなく改修し、さらに建物壁面にひび割れ部分の動きをフレキシブル性に富んだ不織布で緩衝し、通気性を有するため内部結露が発生しにくく、中性化を抑制するほか、防錆効果もあります。 木造からモルタルまで、材質に拘らず志賀工芸では改修のご提案をさせて頂きます。 外壁工事改修事例はこちら トップページへ
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